「つぼみから咲くまでの時間を楽しんでほしい。」
「ふくしまサクラモリ」の桜を育てる松浦さんは、もともと桜の専門家では
ありませんでした。それでも私たちの「福島から桜を届けたい」という思い
に応え、桜づくりを始めてくれました。
植樹用の苗木に加え、10年前からは“室内で楽しめる桜” を届けるため、
盆栽桜にも挑戦しています。
「ひとつひとつに、届けたい笑顔がある。」

🌱 震災で失われた仕事、それでも続けた理由
「一生懸命やっていると、必ず見てくれている人がいる。」
震災後、「福島」というだけで取引が途絶え、やめることも考えたといいます。
それでも、「応援してくれる人のために」 と苗木づくりを続けました。
その姿勢が周囲の心を動かし、再び仕事が戻っていきました。
「どんな場所にも、春は必ず訪れる。」

🌸 珠洲市へ届ける桜に込めた思い
今回、能登半島地震で被害を受けた珠洲市へ届ける桜は、
2年前能登半島大地震チャリティーに参加した皆さんと接ぎ木し、
1年かけて育てた“福島の桜” です。
松浦さんにとって桜は「商品ではなく、子どものような存在」。
「サクラを見て、笑顔になってもらいたい」―その願いを込めて育てられています。
「接ぎ木で育った桜たち、やがて大きな春になります。」

🌸「サクラモリ」は、一人では成り立たない
福島から桜を届ける活動は、松浦さんのように
見えない場所で支えてくれる人々の力によって成り立っています。
「サクラモリ」の桜には、福島を支えた人の物語が宿っています。
その物語ごと、全国へ、未来へ。
私たちはこれからも桜を届け続けます。
「人がいなくても、桜は静かに物語を続けている。」
